2008年9月20日土曜日

What is Brand?

7dbd664e.jpg全世界で最もブランド力があるのはCoca Cola http://www.interbrand.com/best_global_brands.aspx?langid=1000 世界中の企業ブランドを対象に毎年ランク付けを行う「Best Global Brands」の2008年度版が発表された。Coca Colaが8年連続で首位に立ったほか、Googleの大躍進が見られた。 ブランド価値の評価方法は、株価や時価総額などで算出する企業価値から投下資本を引いた無形価値が基準となる。無形価値は予想利益をベースに、ブランド、知的財産権、技術・ノウハウ、経営者の能力など見えない価値(理論値)を算定したもの。例えば1位のCoca Colaは、投下資本は311億ドルに対して企業価値が1483億ドル。無形価値1172億ドルのうち約6割に当たる667億ドルがブランド価値である。 無形のものを数値化するわけだから、算出は難しそうだ。 こうしたブランド価値調査はいくつかあるようだが、 計算方法からして違うのか、それぞれ順位も評価額もバラバラのようだ。 厳密ではないが、計算方法の簡単な表記について考えてみよう。 CocaColaのブランド価値=【[CocaCola一缶120円]-[PBコーラ35円]】×[CocaColaの売れた数] ・半年前の調査 http://www.brandz.com/output/ http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0804/22/news017.html 調査会社の英Millward Brown Optimorは4月21日、ブランド価値のランキング「BrandZ Top 100」を発表した。今年で3回目となるこのランキングでは、米Googleが首位を維持した。 ・また別の調査(国内向け?) http://www.nri.co.jp/news/2005/051011.html 順位 銘柄名   BV[億円] 1 ソニー   59,762.49645 2 本田技研工業 32,723.67625 3 松下電器産業 24,756.09027 4 キヤノン   24,394.32940 ブランドの価値は経済的には、ほぼ同等の他社製品よりも高い値段でも購買が見込めること、 企業合併や買収などの際に「のれん代」としてプラス評価される、など。 でも一般消費者の感情的には好きとか嫌いとか、知ってるとか評価してるとかに近いのかな。 移り気で単純に広告コストをかければ良いというものでもないし、 老舗は強いが、勢いのある若い企業も強い。 ブランディングとは、企業とお客様を結びつけようとする 結婚相談所の世話焼きオバチャンみたいな仕事なのかな。心を結びつけるという意味で。 著者ケビン・レーン・ケラーによれば、「ブランディングは精神的な構造を創り出すこと、消費者が意思決定を単純化できるように、製品・サービスについての知識を整理すること」と定義されます。このことはブランドの法的所有者は企業であっても、実際にブランドの価値は、個々の消費者の頭・こころの中に所有されていることを示していると言えます。 Black design http://www.blackdesign.jp/