2008年6月5日木曜日

2016年オリンピック

ade33b31.jpg2016年夏の五輪、東京など計4都市が一次選考通過 http://www.yomiuri.co.jp/olympic/2008/news/topic/sports/news/20080605-OYT1T00113.htm?from=navr 国際オリンピック委員会(IOC)理事会は4日、2016年夏季五輪招致の1次選考を行い、東京、シカゴ(米)、マドリード(スペイン)、リオデジャネイロ(ブラジル)の計4都市を、正式に立候補都市と認めると発表した。通過順位はわかっていない。 16年招致を表明していた7都市のうち、ドーハ(カタール)、プラハ(チェコ)、バクー(アゼルバイジャン)の3都市は落選した。  1次選考は、各都市を五輪開催能力面のみから評価したもの。今年1月に各都市がIOCに提出した、五輪の開催計画、財政、交通や宿泊など25項目に及ぶ申請ファイルをもとに、IOC事務局が分析した報告書に基づき行われた。ドーハは、リオデジャネイロより高い総合評価を得たものの、夏の暑さを避けて10月に設定した開催時期などが問題とされた。  立候補都市は今後、来年2月12日までに詳細な開催計画を書き込んだ立候補ファイルを提出。その後IOC評価委による各都市訪問などを経て、10月2日、IOC総会(コペンハーゲン)での最終投票に臨む。石原慎太郎・都知事の話「これまでの取り組みが高い評価を得た。東京の魅力を世界に示し、東京オリンピックを実現したい」 我々世代でいうと初めてのオリンピックというのは1984年のロサンゼルスオリンピックです。 1980年がモスクワオリンピックということもあり、物心ついてから初めての五輪がロスということで。 開会式で空飛ぶロケットマン、ジョン・ウイリアムズのオリンピック・ファンファーレ、 コカコーラのヨーヨー、圧倒的な速さのカール・ルイス、 そして東側陣営不参加と商業主義の五輪。 国とか平和とか世界とか、色んなものを学ぶことになった五輪だと思う。 四年に一度、世界中からアスリートが集結して闘う五輪は尊い。 但しその背景にはIOCやスポンサーの思惑/商業主義、 土建屋と癒着した誘致合戦、政治的な思惑などの存在も (北京のグダグダもあり)知れ渡る所となり、五輪の価値も揺らぐ8年間になるとは思う。 冬季長野オリンピックを、ボーっとして現地観戦することもなく過ごしてしまった者としては、 東京で五輪というのは(チケットが取れるかどうかはともかく)生で見れる最後の機会かもしれない。 それは素晴らしい機会だろうけど、そのために多数の競技場を建てるのが 適切なのかどうなのか判断できない。 そういう意味では、これからさらなる発展が期待できる都市、リオデジャネイロとかのが 開催地としては適切なのかもしれないね。 日本において(1964年の)東京オリンピックを開催したおかげで 新幹線を開通させ、首都高を張り巡らせ、その後の発展に大きく貢献したような大会になって欲しい。 と、言いつつも、都民としては現在の東京オリンピックを見てみたいではある。 但し、0から競技場を作って赤字だけ残るようなもものではなく、 過去の施設(願わくば64年当時の)を改修して行われるようなスモール・オリンピックを。 99年頃、「デザインの現場」という雑誌に連載されていた、 「2008年に大阪オリンピックが開催されるとしたら(世界中の分散開催)」に出ていたアイデア ・競技場には屋根を設けない。そのかわり観客席の一つ一つにに降雨を防ぐ風船を設置 ・スタジアムは、グランド部分を掘り、その土砂を周囲に盛り観客席に ・スタジアムは閉幕後は、その土地土地が必要なものとして再利用。住宅地/自然公園/溜め池など Black design http://www.blackdesign.jp/