2008年5月14日水曜日

F1のスポンサー効果

http://response.jp/issue/2007/1204/article102745_1.html オランダの保険会社INGは、2007年シーズンから「INGルノーF1チーム」としてF1のスポンサーとなったが、このほど、その広告効果について発表した。 この調査によると、INGが世界的な金融サービス会社であると認識している人の数は7%増加した。INGに対して良い評価をする人の数は25%増加した。今後12か月以内にINGのサービスを契約したいと考える人の数は29%増加した。INGがF1のスポンサーであることを認識している人は4人に1人となり、倍増した。 年間数十億から数百億の費用がかかるF1スポンサー、それに見合う効果を発揮させることが出来る企業もまた限られている。 ブランドの認知の測定も、現在は専門のソフトウエアがあるようで。サンプルムービーを見る限り、放送された映像からブランドロゴをかなりの精度で見分けてくれるっぽい。 インテリジェント ブランド アナリシス http://www.itr.co.jp/iba/ ブランドの認知を国際的に高めるために、スポンサー契約の価値は高まるばかりです。しかし従来のように、その効果測定を客観性に欠ける「人の目」に頼っていたのでは、信頼性の高い結果を得ることはできません。 そこで開発されたのが、画像認識テクノロジーを駆使し、放送番組中に、ブランド名や製品名が実際にどの程度露出されたのかを正確かつ迅速に測定・分析する「インテリジェント ブランド アナリシス」です。 スキャニングされたブランド名やロゴの存在を追跡することで、露出した回数・時間・位置などを正確に測定することが可能になります。 ただこの測定は「配信された映像にどの程度ロゴが映ったか?」の厳密な調査なので、それがすぐにブランドに対する好意的な印象を与えるかどうかは別問題。サッカーとかF1とかは全時間帯を集中して見てるだろうが、野球とかアメフトなどは投球の間隔はよそ見をしてるかもしれないし。 F1の話に戻すと、現時点での広告効果を多くの企業のトップも株主も当然求めるだろうけど、そういう刹那的な効果だけでないものがあるはず。マクラーレンホンダの鮮烈なMarlboroロゴの活躍は未だに映像や雑誌などにも露出されるし、美しいJPSロータスや中嶋さんのキャメルロータスは多くの人の記憶に残り、動態保存されたマシンが現在でもサーキットをデモ走行する。ルマン24時間を制したレナウンマツダのカラーリングも未だに色あせない。サッカーで言えば伝説的なゴールシーンの後ろに映っていたロゴは、数十年に渡って何度も映像として流される。 まあ、それはトップチームにしか難しいことかもしれないのだが、スーパーアグリでも年間予算は100億以上必要で、確かにそれに見合う広告効果を早急に実現できるかは疑わしかった。それでも、弱小チームとして愛されるチームをサポートするということは、今後数年から数十年に渡ってメディアに露出し、多くのファンの心に残ったと思うんだよな、それも含めて算定して欲しかった(それでも難しい契約だったかもしれないけど・・) Black design http://www.blackdesign.jp/