2009年11月9日月曜日

ニューヨーク:アメリカン航空 NRT-JFK AA168 AA167

AA168 18:25東京(NRT)  18:15ニューヨーク
(JFK)  12時間50分
夕方に出て、当日のほぼ同時刻に到着。13時間のフライトに
飛行機は一昼夜を経験します。
AA167 11:30ニューヨーク(JFK)  14:40(翌
日)東京(NRT)  14時間10分
ジェット気流の影響で、AA168よりは時間が掛かりますね、速
度でいえば100km/hは落ちてました。航路もやや北極寄りを通
る。飛行機的には12時間ほぼ同じ角度の太陽と並走します。

機材は経済性も優れており評価の高いB777-200ER。エコノ
ミー席でも窮屈な感じは全然感じなくて快適なフライト。
成田出発は台風が近づき強風で2時間くらい遅れたんですけ
ど、ジェット気流に巧く乗れたのかJFK到着は1時間く
らいの遅れで到着になりました。
機内食、行きの便はどれも美味しく頂きました。夜食のハムチーズ
サンドイッチまで。しかし帰りの機内食はドレッシングからバター
とかまで、あんまり美味しくない。。これは食材を準備し乗せる地
に起因するものと判断。
のどが乾いた時にはギャレー横にミネラルウオーターやオレンジ
ジュースが用意してあり、自由に飲んで状態。気楽な対応でありが
たいです。
モニターは個別で映画やゲームなどを個別に楽しめる。ハリーポッターの
6を見るが、時折機長のアナウンス等の時にAAロゴに自動的に
変わってしまい、どんな映画だったのかよく分からないまま終了。
だいたいGPSの現在地情報を表示してました。
搭乗員の方、みなさんフレンドリーな対応で我々の聞き取りにくい
なんちゃってイングリッシュにも気さくに対応していただく。


総合的には高い評価をしたいフライトでした。
http://ja.wikipedia.org/wiki/アメリカン航空
これによりどんなに小さなことでもコストに響くことを再認識し、
パイロットやアテンダントからのアドバイスはもちろん、グランド
スタッフからメンテまで各部署からコストダウンへの案が出され
た。自社ブランドイメージとプライドを飲み込み、国内線エコノ
ミークラスの機内食廃止、ファーストクラスで提供されるサラダの
オリーブを1個減らす、機内で配られる新聞の撤去など、細か
いサービスをカットした。
苦しい経営のなか2007年にテロ後初の業績利益を達成。テロ
に機体を使われた一被害者ながらも、破産することなく不死鳥の如
く甦った航空会社としてさまざまな経済誌から好評価を与えられた。

苦境を経験されたからなのか、コストダウンとサービス意識を、高
い次元で両立している印象です。新聞をもらう時に「皆でシェアし
てね」と言われたけど、全然嫌な感じはしないかった。現在苦しん
でいる某日系航空会社に視察に訪れて欲しいくらいのフライトでした。


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