2008年7月7日月曜日

ウインブルドン2008男子シングルス決勝

4d4c9986.jpgF1イギリスグランプリに、ウィンブルドン選手権という、 英国を代表するスポーツイベントを同日にやるってどういうことなんでしょう?? 我の強い英国人がお互い譲らなかったんでしょうかねえ? 芝の王者フェデラーと、クレイの王者ナダルの対決。 コートを考えればフェデラー圧倒的有利ながらも、 どんなコートでも絶対的に強いテニスを目指すナダルの死闘でした。 センターコートの観客にとっても、朝まで付き合わされたテレビ視聴者にとっても。 フェデラー 4 4 7 7 7 ナ ダ ル 6 6 6 6 9 男子シングルス決勝戦は、1982年樹立の最長試合時間(コナーズVSマッケンロー)の 4時間16分を更新して4時間48分の新記録を樹立するという ウィンブルドンの歴史に残る非常に緊迫した試合となった。 試合開始14:35〜試合終了21:15(現地時間) (試合時間に雨での2回の中断時間は含まず) 第三セット、第四セットでも決めるチャンスがナダルにもあったのだけど、 フェデラーはピンチで必ず炸裂するサービスエースでしのぎ続けて2-2に持ち込む。 本当に人類最強を決定する試合でした。 最終セット、1プレイごとにどよめきが起こり、日没も近く異様な状況のセンターコート。 そこで粘って粘ってナダルがブレイク、 最後のゲーム、もしここで決まらなかったらサスペンデッドかなという薄暗さ。 なんとかサービスキープしたナダルが、芝のコートでフェデラーを破るという偉業を成し遂げる。 次の目標は世界ランキング一位ですな。 フェデラー26歳、ナダル22歳。年齢的な意味での世代交代も近いのかもしれない。 とはいえ抜群の精神力を持つ二人のことだから、これからも激闘を繰り広げてくれると思います。 ただ今後はクレーコートでフェデラーが勝つのは非常に難しそうだなあ。 Black design http://www.blackdesign.jp/