2009年12月20日日曜日

2009クラブW杯決勝

エストゥディアンテス 1-2 バルセロナ  [アブダビ]
1-0 ボセッリ(前37分)
1-1 ペドロ(後44分)
<延長戦>
1-2 メッシ(延後5分)

バルセロナ絶対有利と見ていた決勝戦、前半バルサは思うように動けず、メッシがベロンにシミュレーションを取られた時点で不穏な感じを受けたが、さらに先制点を許す。イニエスタ不在の影響か、たとえ美しくなくても「強靭な」南米のサッカーの強さなのか。
エストゥディアンテスという南米のチャンピオンチームを軽く見てたわけでもないし、バルサが軽く勝てるチームなどとも思ってはいなかったが、ここまで苦しめられるとも思ってなかった。これには日本のサッカー報道が欧州に集中してて、南米のチームをあんまり知らないと言うのもあるかもしれんが、とにかくバルセロナの手から、クラブチーム世界一の座はすり抜けて行くのを覚悟した、後半残り10分の段階で。
後半45分そこまでことごとくチャンスを逸したペドロのゴール、そして延長後半5分に存在感が完全に消えてたメッシの胸トラップそのままゴールで逆転!なんですかこの神展開!

グアルディオラ、なんだか苦しんでく苦しんで采配してる影響しか無いのに、今年6冠ですか。もう一生分の運を使い果たしたんじゃないの?というくらいのシーズンですよね。でも本当にバルセロナの黄金時代と言って良いのではないかと思う。苦しい試合でも勝利につなげられると言う意味では。


エストゥディアンテス、世界一のチームに向けてしっかり準備してきた上で、少ないチャンスを物にする勝負強さ、80分まではほぼ完璧なディフェンスと、世界一になる準備はできていたと思います。それでも紙一重ですり抜けて行くというのはタフな南米の選手でもプレッシャーを感じたのか、バルサの神がかった強さだったのか。それでもエストゥディアンテスの印象は強く残りました。特にベロンの素晴らしさは。


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