2010年12月5日日曜日

HTP-S323、5.1チャンネルホームシアターシステム

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BRAVIA 40V型液晶テレビ KDL-40EX500、特に音響に不満があったわけでもないのだけど、5.1ホームシアターシステムがどれほどの実力なのか試してみたく、パイオニアのHTP-S323を導入。新機種が出て、型落ちになって値段がこなれたと言うこともあり。

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スピーカーはフロントの左/右とセンター2つ、それにリアの左/右で6個、こちらは非常にコンパクト。それに本体兼ウーファー、こちらは非常に大きく、置き場所に苦難する。
値段も値段だしスピーカーも小型なので、音響にそれほど期待をしていたわけでもないのだけど、思ってたよりも遥かに素晴らしいサウンドを奏でてくれた。ライブやコンサートでは繊細な音からウーファーを響かせる重低音まで満喫できるし、映画では5.1チャンネルの周囲全ての音源に囲まれてるような臨場感を感じることが出来る。
テレビの基本は映像だとは思うけど、今さらながら音声ってこれほど重要な存在なのかと思い知らされる。
映画館とかの音響システムは、この機種以上に素晴らしいシステムなのだろうけど、いかんせん映画館は広すぎる。空間の広さに起因する臨場感のなさとか、低位感の乏しさとかがあったような気がする。それに対して、パーソナルなホームシアターシステムって、自分が座る位置に完全にキャリブレーションされた音で楽しめる事は、本当に素晴らしい。このHTP-S323にはセットアップマイクが付属し、各スピーカーの音量、距離、音質を自動調整してくれる。

不満な点は、ウーファーがでかすぎて置き場所に困る事。マニュアルには「磁気の影響があるかもしれないので、テレビからは離して置いて」と書かれてたけど、やむなく液晶テレビの裏に設置。それでも現時点では画質等に対する影響は感じられないけどね。
セットアップマイクでの自動調整、マニュアルにも「耳障りな大音量が出ます、ご注意ください」と書かれてるけど、果たしてその通りで、非常に五月蝿い大音量ノイズが発せられる。もちろん部屋の状況やスピーカーとの距離を測るための測定なので音量は止む無しなのだろうが、もう少しソフトな「ピーッ!!」くらいな音で測ってくれたらありがたかった。

他の機能、iPod/iPhone等がつなげられる。FMが聞ける、センタースピーカーが起きにくい場合は、左/右スピーカーの上にコンパクトに設置できる。


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