2010年1月28日木曜日

iPad発表、価格は499ドル。電子書籍市場に本格進出

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最近のアップルの新製品はリーク情報の信頼性が高く、ファイナンシャルの検討に使われたりで、もはや規定事項というありさま。怪しげな噂サイトに振り回された時代が懐かしいぜ、と遠い目。

で、iPadという名前はどうなのよ?数秒くらいiPodと見間違ってた。iSlate、iTabletと色々噂は出てましたが、すでに商標とか押さえられてたんかもしれません。


iPodTouchの大きさのアイコンがずらっと並ぶと思ったら、大きめのアイコンが控えめな数だけ並んでますね。ちょっと意外。

iPodTouchのゲームも当然出来るようで。ただ傾け系のゲームは筋トレにもなるかも(約680g)

プロダクトデザイン、裏側はかっこ良いのですけど、表面がなんかもっさりしてるような。。これは噂サイトのiPodTouchをタブレットサイズに無理矢理引き延ばしたものを散々見てきた悪影響?


MacBookとiPodTouch/iPhoneのニッチを狙った商品で、主力コンテンツとして電子書籍を考えているんだろうけど、どうなりますかねえ。
確かにパソコンで読むのは場所の制約があり、iPodTouch/iPhonは画面が小さい。でも680gを常に持ち歩くのはどうなんでしょうねえ。
iPodTouch/iPhonは本や雑誌を読むのはしんどいんですけど、新聞はわりと読む気になります。産經新聞のアプリが素晴らしいと言うのもあるけど、新聞の読み方:ヘッドラインを斜め読みして気になる記事に注目/ズームという読み方が、そのままiPodTouch/iPhonのインターフェイスに近いから。あまり苦になりません。

ただ雑誌とか本とかは全部目を通すものだから文字量が多いとうんざりします。。
そういう意味でiPad、電子書籍リーダーとして大きさ的には良いのですけど、80年代から様々なフォーマットが産まれ廃れて行ったものが電子書籍ですからねえ。これが起爆剤になるのか、またかと思うのか、どうなりますやら。
歓迎材料としては、値段が予想寄り安いということですね。もうちょっとこなれたら、例えば小中学校の教科書の変わり需要とかに使えるかも。(お忘れの方も多いと思いますが90年代のアップルは学校向けパソコンにちからを入れてましてeMacとか出してました)
小学校6年+中学校3年の教科書総額と、iPad+教科書コンテンツ代がトントンなら、どこかの自治体で試験導入してみてもおもしろい。もしくは青学とかがやりそう。

iBooks、アマゾンのキンドルと真正面から競合しますね。ただアマゾンの強みとしては、デジタルコンテンツとリアルブックの価格差を検討して、どちらを選択するかの自由があるように思います。手元に置いときたい本もあれば、邪魔臭いのでデジタルで良いコンテンツもある。流通としても現在送料無料キャンペーンしてるし充実してるよなあ。
でも改めて考えると、本くらいは本屋で買いたいよな。背表紙を見ながら意外なものが気になったり表紙買いしたり。検索でデジタルに管理されたものだと見つからないものも沢山ある。





・本体サイズは厚さが1.3センチ[13.4×242.8×13.4mm(幅×奥行き×高さ)]。重量は約1.5ポンド(約680g)。
・9.7型のマルチタッチ対応スクリーン。液晶のバックライトはLEDで、解像度は1024×768ドット。
・米Apple社独自のプロセッサー、1GHzの『Apple A4』チップで稼働する。このチップは、2008年に2億7800万ドルでPA Semiconductor社を買収した成果だろう。
・ストレージはフラッシュメモリで16GB~64GB。(16GBタイプで499ドル、32GBで599ドル、64GBでは699ドル。3Gモデルでは130ドルが追加される)
・スピーカー、マイク、速度センサーを搭載しているので、縦でも横でも使用できる。コンパスも内蔵している。
・バッテリ駆動時間は10時間。1カ月のスタンドバイが可能。[バッテリは、約1000回の充電後も80%以上の容量を保持するとされている]
・WiFiとBluetooth接続を提供。
・iPhone向けに開発されたアプリが使える。新しいカスタム・アプリも実行し、電子書籍リーダーとしても機能する。
iPadに欠けている主要機能もいくつかある。
・iPadにカメラはない。
・Apple社はまだ正式に発表していないが、ステージ上でのデモを見る限り、Flashはサポートしないようだ。これはつまり、ページが崩れることがあり、一部のウェブサイトは閲覧できないということだ。
・マルチタスクもない。Apple社はこれについてコメントしていないが、アプリケーションに関しては、 iPadは『iPhone』と同じように動作するようだ。一度に実行できるアプリは1つだけで、バックグラウンド処理はない。
・Wi-FiモデルにはGPSはない。iPadには『Google Maps』はあるが、GPSがないということは、進路変更を指示するナビゲーションとしては使えないし、ワイヤレス接続のない場所でも使用できないということだ。


Black design
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