2008年12月20日土曜日

GALLERY・MA 安藤忠雄建築展 [挑戦—原点から—]

http://www.blackdesign.jp/blog/wp-content/uploads/2008/12/nagaya.jpg


本日最終日。もの凄い人の数でしたわ。
http://www.toto.co.jp/gallerma/ex081003/index.htm

安藤忠雄の建築の展覧会は数多く開かれてるけど、
基本は図面と模型の展示。
まあ実際の建築が見たければ現地へ見に行くべし、ということなん
だけど、
今回の安藤忠雄建築展の目玉は「住吉の長屋」を原寸での展示。
中庭は律儀にテラス部分に設置され、ちゃんと空に抜けてて
非常に完成度の高い展示。

一度で良いからこのような家に住んでみたいものだ、
などどのんきに考えていたが、
実際にその中(模型だけど)に身を置くと
「住む事が闘い」というのが十二分に理解できる。

本当にとんがった建築だとは思うけど、
改めて完成度の高さを実感する。
中央に中庭を配置する事で、建ぺい率の影響を受けず
敷地いっぱいまで建てられること。
ミニマムな材料でできていること。
生きるために必要な設備が、
そこに置くしか無いという場所に置かれている事。
そして余計な装飾が皆無な事。

実際に住んだらしんどいんだろうけど、
生き方を研ぎすますような住居です。
一度で良いから住んでみたいものです。


ついでに東京ミッドタウンのデザインハブにて出品中の
「GIFT 〜未来へ託すデザインリボン」を見てくる。
http://www.designhub.jp/exhibition.html

リボンの色と刷り色は自由に選べたので
悩みながらもシルバーに決めたのだが、
他の会員さんの多彩な色の組み合わせを目の当たりにするにつれ、
「あーこういう組み合わせの方がよかった」などと何度も思ったり。

それと、かなり細かい文字までキレイに印刷されてました。
私のデザインは「リボンの入稿なんて初めてだし、コンサバにいこう」と
かなり単純化したプランを選択したのですが、
QRコードが携帯でちゃんと読み取れたり、
4ポイントくらいの文字がなんとか読めたり
かなり高精度な印刷でしたわ。ありがたいことです。


Black design
http://www.blackdesign.jp/