横須賀美術館の前庭「海の広場」から浦賀水道を眺めていたら巨大な船が進んできた。あまりの巨大さから最初は原子力空母かと思ったが、形が違う。家に戻ってから撮った写真と横須賀所属の米軍艦船を見比べてみるも、当てはまる船が無い。揚陸指揮艦も強襲揚陸艦もちょっと違う。
巨大な船だったので、最初から海上自衛隊の艦船は考えていなかったのだが、そういえば新造のヘリ空母がある事を思い出し、写真を見比べてみると確かに「ひゅうが型護衛艦」、そして艦番号182から現在艤装中の2番艦「いせ」と判明。
http://ja.wikipedia.org/wiki/ひゅうが型護衛艦
http://ja.wikipedia.org/wiki/いせ_(護衛艦)
ヘリ三機の同時発着艦が可能というだけあって、とても巨大な船体。格納庫と甲板上を合わせて最大11機のヘリコプターを搭載可能だそうだ。
旗艦としての指揮統制能力もあり、また艦載用に設計されていない陸上自衛隊機や、消防防災ヘリコプターなど民間機の離着艦も可能。この性能を生かして、大規模災害時の海上基地としての機能も盛り込まれており、救援物資輸送や傷病者の収容、消防や警察、海上保安庁のヘリコプターに対する管制・補給支援が計画されている。また、自治体関係者による合同対策本部を収容できる設備が用意されているほか、集中治療室を含む医療設備を持つ。
大きさだけでなく、役割も重要な艦になるようです。しかし様々な船が行き来する浦賀水道は眺めていて飽きないなあ。一日あたり700隻前後が通過するそうで。
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