携帯サイズのプリンター内蔵デジタルカメラ「Polaroid TWO」を導入。
必ずしも必要でもないと思ったけど、デジタルでのファイル管理に慣れて、それが当たり前になってしまうと、ファイルが膨大になって混乱してしまう。やはり目の前に実在として存在する事が重要な場面は、改めて増えて行くのではないかと思って。
撮ってすぐにどこででもプリントできるというポラロイド的な写真を、もう一度始めようと。
試しに撮影し、プリントしてみると思ってたよりも画質は良いです。もちろんインスタントフォトなので完璧な画像とは申せません。色かぶりもあればトーンジャンプもある。でも撮ってすぐ見る分には充分以上だと思います。
カメラとしての機能は貧弱ですね、ただ別のカメラで撮った写真や、SDカードに入れた画像とかもプリントできるので、携帯プリンターとしても活用可能。
プリントは一枚40秒ほど。早くもないけど、我慢できないというほどでもない。てゆかこの時間もドキドキする。
最近のデジカメと比較すると、かなりデカくて思い。でもこのどっしり感は嫌いじゃないな。
撮影しないとき、レンズは保護カバーで護られてます。プリントペーパーが出てくる部分は、そのまんまですね。プリント画質を護るためにカバーが欲しかったところ。
フォトペーパーは30枚で1,100円。@36円といったところ。ポラロイド写真の時代には意図した通りに撮れてない写真も多く、何度も撮る必要がありましたが、TWOは液晶で確認できるので、真っ白とか真っ黒とかが出てくる事は無いでしょう。そういう意味でもランニングコストはそれほど高くならないと期待したい。
商用のスタジオ撮影は4×5という巨大カメラを使って確認用はポラロイドで、という時代がありました。そんなに昔の事でもないのですけど。もはやフィルムで撮る事すら滅多に無い時代になってしまいました。さらには写真を撮ってもプリントする事は滅多になくなりました。そのあたりもTWOを導入した理由かも知れません。プリントする事を前提に、ちょっとだけ緊張して写真を撮るという行為。
裏ぶたを空けてフィルムを補充。何年ぶりかのその行為だけで、写真に対する色んな感情がよみがえってきたような気さえします。
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