2010年7月11日日曜日

F1の名デザイナーによる超小型車『T.25』

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http://wiredvision.jp/news/201006/2010063023.html
http://www.cnn.co.jp/business/AIC201007110015.html
最高時速約390キロのスーパーカー、マクラーレンF1の設計者として知られるゴードン・マレー氏が、新たに都市走行向けの超小型車「T.25」を発表した。F1技術を駆使した構造に加え、小回りや燃費の良さが特徴とされる。
車体は全長2.4メートル、全幅1.3メートルと、独ダイムラーAGの超小型車「スマート・フォーツー」よりも小さい。重量を550キロに抑えることにより、1リットル当たり約31.5キロの燃費を達成したという。ガソリンモデルが9000ドル(約80万円)前後、電気モデルの「T.27」は1万8000ドル(約160万円)前後で販売されるという。
マクラーレンF1と同様、中央に置いた運転席と後部2座席の3人乗り。ただし、座席と荷台スペースは6通りのレイアウトに変えることができる。ドアミラーは車幅の中に納まり、左右両方の側面に燃料補給口がある。
幅は非常に小さく、ピックアップトラックに載せられるほどなので、一般道路のレーンで2台が並行して走ることも可能だ、とGordon Murray Designs社は述べている。
乗降は、キャノピー式のボディ前半部を上方に開いて行なう。この結果、狭い駐車スペースでもアクセスしやすいという[1台分の駐車スペースに3台が停められるとされている]。
安全性も高い。BrabhamとMcLarenでFiカーを設計してきたMurray氏は、セーフティセルを中心に据えてT.25の設計を行なった。

2895×1295×1650mm ダイハツ ミゼットII
2560×1515×1550mm スマート・フォーツー
2400×1300×1600mm T.25

日本の軽自動車って、どんなシーンでも対応できるように色々詰めこぎすぎて鈍重になってしまってるのが多いともいます。シティコミューターと割り切った場合、これくらい小型で軽量な車の方が使い勝手が良い場面は結構あるとおもいます。たとえば都市部での営業車とか、買い物と子どもの送迎だけに使うセカンドカーとか。
カーシェアリングもこれくらいの大きさの車で良いような。駐車スペース、走行スペースの節約になって渋滞も減らせるし。電気モデルで160万円というのもなかなか攻めた価格だ。カーシェアのステーションに充電設備も付ければ、燃料コストも大幅に減らせるし。


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