2010年5月23日日曜日

ALPS社のマイクロドライプリンタ、2010年5月末で販売終了

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http://www.alps.co.jp/brand/printer/md5500/main.htm
長年にわたり販売してまいりましたマイクロドライ(R)プリンタ「MD-5500」を、2010年5月末日をもちまして販売を終了させていただきます。
販売の終了に伴いご不便をおかけすることになり、大変申し訳ございませんが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
尚、サプライ品の販売および修理対応は当面継続させていただきます。

ALPSのオンラインショップ
■MD-5500本体 ¥52,290
【お知らせ】ただいま在庫切れとなっております。
最終受注を受付中であり、出荷は8月中旬~9月初旬を予定しております。
【ご注意】インテル製プロセッサ搭載Macintoshでは動作いたしません。
2010年5月末日で販売終了いたします。
受付は2010年5月31日17時で締め切らせていただきます。
1回のご注文は5台までとさせていただきます。


私が大学時代に初めて買ったプリンタが、ALPS社マイクロドライプリンタの初代機MD-2000。
当時もパーソナルなプリンタは殆どインクジェットというご時世でしたが、マイクロドライには本当に色んな特長がありました。まずリボンを転写するので水に濡れてもにじまないこと。また様々な紙にプリントできた事(平滑である必要はありましたが)。デカール的な物も作りやすかった事(メンディングテープで転写すれば、色んな物にプリントできた)。
私のデザイナー人生の原点で、色んな可能性を見せてくれたプリンターだったと思います。現在もMD-1300を所有し、たまに出番がでてきたりもします。

まあ欠点も色々ありました。4色を一回ずつ刷って行くので時間がかかる事、ランニングコストも高い事、メカニカルな部分が多いので故障も多いような気がする事。などなど。
インクジェットも所有してますが、こっちは滅多に出番が出てきませんねえ。あまり好きではないというのが正直なところで、通常はレーザープリンタを使ってます。

まあパーソナルユースではインクジェットがコスト的にメジャーになるのはやむを得ないところ。むしろ、よくぞ今まで作り続けてくれたもので。革新的すぎて?時代の主流にはなれなかったけれども、一部のマニアックな層には絶大に受けいれられて来た名機だと思います。そしてまだしばらくは消耗品は販売してくれるようなので、しばらくは現役で活躍するでしょう。





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