2010年5月17日月曜日

2010F1モナコグランプリ

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終わってみればウエバーのポールトゥウイン!3度のセーフティーカー、その都度リードをはぎ取られる展開は、トップを走行してても気が休まる時間は存在しない。それでも無事に安全に、そして速く走り切った事を讃えたい。今年のレッドブルはベッテルがリーダーとして君臨するはずのチームだったと思ったけど、ポイントリーダーにもなって、本当にウエバーの遅咲きキャリアが花開き始めた。安定感もさることながら、ここ数レースでは速さでもベッテルを上回ってるし。
(モナコ終わってのポイントランキングは78ポイントの同点でウエバー/ベッテル。勝利数でウエバーがトップ)

クビサ、このチームで連続してこの結果。トップチームにいても全然おかしく無いドライバーなんだけど、既に体勢が決まっているとかの不運なんだよね。うーん。でもこのチームで結果を出して行く事は、クビサの評価はどんどん上げて行きますよね。こういう存在ってレースを引っ掻き回す存在だから見てても面白いし。

アロンソ、最下位から7番手だからまずまず。序盤の連続追い抜きは、ヌーベルシケインの席のお客さんは大喜びだったでしょう。

ミハエルの追い抜きに関するドメニカリとブラウンの見解
ドメニカリ「我々の理解によれば、ルールは非常にクリアだ。しかしスチュワードの判断を待たなければならない」
ロス・ブラウン「ステファノは、セーフティーカー先導のままレースが終わった場合のことを言っているのだと思う。しかし、セーフティーカーは戻っていたんだよ。FIAはセーフティーカーが戻ったと言っていたので、FIAの指示に従うとすればレースはセーフティーカー先導では終わっておらず、セーフティーカーラインとフィニッシュラインの間ではレースをしていいということになるのだ」

規定が変わってたことを知らなかったので、パレードラップで幕を閉じるモナコも良いものだなあ、とまったり見てたら右京さんの指摘が。最後にこんな展開が待っていたとは。。アロンソはハミを抜けると判断したようだが、ピットと相談して自重。その後ろが空気を読まないミハエルというのが面白すぎた。でもまあこれもラスカスだの因縁だの色々と思い出させてくれて、痛快この上ない。

とはいえアロンソはピットスタート/SCで即タイヤ交換義務果たす/序盤のオーバーテイクショーながら最後までタイヤを持たす。会心のレースだったと思います。画竜点睛を欠く、ですが。。

今回の地上波、全体的に凄く良かったな。右京さんとミハエルの久しぶりの再会の表情も良かったし(国際映像だけど)定置カメラでトップと最後尾までの位置関係を流すカットを入れてくれたり。SC三回のややこしい展開ながらも、飛ばされた感じもなくしっかりとレースを楽しめましたし。


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