フィルムカメラとして進化してきた一眼レフ。その進化の歴史には、人間の手の大きさやフレーミングの仕草、感光体としてのフィルムとコンパクトに収める技術など、多種多様な要素が複雑に絡み合って形が出来上がっていった。
そしてデジタル一眼レフも、そのデザインを踏襲している。それはそれはユーザーにとって慣れ親しんだ形だから受け入れやすいという事なんだろうけど。でもデジタル一眼として、過去のしがらみを全て捨てて0からデザインしたらどうなるだろう?そんな感じを受ける「Sony a352 DSLR」。使いやすいかどうかは分からないし、ちょっと先進的すぎるような気もするが、それでもアナログの呪縛から解放されて作られたデザインという方向性もありなのかもと、初めて認識したようなプロダクト。
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